ICPC2018国内模擬予選参加記
今年もICPC国内予選の時期になりましたね.
昨年度は競プロを始めて間もなかったので,あまり大したことが出来なくて悔しかった思い出があります.
今年は1年間競プロをして力もある程度は付いた気がするので楽しめるかなと思ってます.
チームメンバー
チーム名は”Incoming Tomoya”です. 弊学の2軍チームでAtcoderではレートが全員緑色です.
wheson (@wheson)
僕です.B4で来年就職なので今回が最後のICPC出場になります. メンバーで唯一C++で競プロをやってます. そのためライブラリは必然的に僕のものを使う感じになりました.
たいちょー (@xztaityozx_001)
M1の先輩です.競プロを始めたのは僕と同じ時期で,ちょうどレベルも同じくらいなのかなぁと言う感じです.難読化シェル芸をしてるみたいで,怖い人ですが,怖くないです. 普段はC#で競プロをしてるらしいです.
いらいざ (@eliza0x)
後輩です.コンパイラを作ったり,CPUを作ったり,最近は機械学習をしてたりと,幅広く何かやってます.構文解析を得意とするらしいので,構文解析の問題は彼に投げます. 普段はHaskellで競プロをしてるみたいです.
模擬予選の内容
開始前
ライブラリの印刷をして,適当にダラダラしてました. 会場はたいちょーの研究室を使うことになっていたので,準備は彼に全て任せてしまってました.
開始
A・B・Cと流し見して,AはやるだけだったのでPCを受け取り実装しました.
15min
AをACする. Bをたいちょー,Cをいらいざ君がやることになったみたいで,先にいらいざ君がPCを受け取る. とりあえず僕はDを読み始める.
60min
Cを実装していたいらいざ君からC++わからんと言われ,コードを見ると,Lambda式で闇のようなことをしていてこれは読めないと思ったので,悲しい顔をした.
Dをたいちょーと考察して桁ごとに個数を決められそうだなーと思って数式に起こすが,誤差が出てダメだった.
諦めてEを読み始める. たいちょーにEの概要を伝えると,二部グラフっぽいと言われて,確かに二部グラフですねと返した.二部グラフのライブラリは印刷しておいたので,とりあえず実装を固めるために紙コーディングを始める.
90min
結構長いこといらいざ君がPCを専有していたので,そろそろ交代しようということで,たいちょーに交代した.
120min
たいちょーもバグらせる. Eがやるだけなので実装したいと伝えると,交代してもらえたのでライブラリの写経を始める.
130min
Eのサンプルが合わない. 後ろでBとCの考察の確認をしていたみたいで,交代して先にCをいらいざ君が修正を始める.
150min
いらいざ君がCをACする.
とりあえずホッとした.
170min
たいちょーがBをACする.
ちょうどその時に,二部グラフの写経ミスに気付いたので,急いで修正を始める.
178min
僕が実装に焦って,横でたいちょーが過呼吸のマネ(田中ヒメのマネ)を始めて,いらいざ君が落ち着いて落ち着いてと言う地獄みたいな状態になってた.
Eのサンプルが通ったので,提出するとACする.
終了後
ABCEの4完55位(ゲスト除く)だった.
ランキングを見ると,学内1位だったのでテンションがとても跳ね上がった.
その後,国内予選突破圏内を意味するselectedになっているのを見てテンションがおかしくなりそうになった.
本番も同じ調子で行くぞー